「今日の献立なににしよう…」と悩んでいませんか?
特に、小学生の子どもがいる家庭では、栄養バランスや好き嫌いを考えながらメニューを決めるのは大変ですよね。
けど、子どもの食事は「毎日違うメニュー」にこだわらなくても大丈夫。栄養がきちんと取れていれば、ある程度同じ献立を繰り返しても問題はありません。むしろ、子どもにとっては決まったメニューの方が安心できることもあります。
今回は、小学生の食事を「ルーティン化」するメリットや、おすすめの献立パターンを紹介します。
小学生の食事は「同じ献立」でもOKな理由
栄養バランスが整っていれば問題なし
「毎日違うメニューにしないと栄養が偏るのでは?」と心配になるかもしれませんが、大切なのは「1日の栄養」ではなく「1週間単位でバランスが取れているか」です。たとえば、月曜に魚を食べたら、別の日に肉を増やすなど、数日間で調整すれば問題ありません。
子どもは「定番メニュー」が好き
大人は「昨日と同じ料理は飽きる」と感じることが多いですが、子どもは逆に「食べ慣れたもの」の方が安心します。特に小学生は、同じメニューでも抵抗なく食べる子が多いです。むしろ、「今日はこれが食べたい!」と特定の料理をリクエストすることもあります。
偏食対策にもなる
苦手な食べ物がある子どもにとって、新しい料理ばかりが出てくると食事の時間がストレスになってしまうことも。しかし、同じ献立が続くと「見慣れたもの=安心」と感じるようになり、少しずつ食べられるようになることがあります。
小学生の食事メニュー!おすすめ献立ルーティンの作り方
曜日ごとに固定する
「月曜はカレー」「火曜はハンバーグ」など、曜日ごとにメインディッシュのメニューを決めると、献立を考える手間が減ります。子どもも「今日は○○の日!」と楽しみにしやすくなります。
例)
- 月曜:カレー
- 火曜:ハンバーグ
- 水曜:焼き魚
- 木曜:パスタ
- 金曜:唐揚げ
- 土曜:丼もの(親子丼、牛丼など)
- 日曜:鍋やスープ系
このように決めておくと、毎日の献立に悩まなくて済みます。副菜や汁物などにバラエティをもたせると同じメイン料理でも違った印象にすることができますよ。
パターンを決めてアレンジ
同じ食材でも、少しアレンジするだけで飽きにくくなります。
例)パスタの日
- 1週目:トマトソースパスタ
- 2週目:和風パスタ
- 3週目:クリームパスタ
例)鶏肉の日
- 1週目:唐揚げ
- 2週目:照り焼きチキン
- 3週目:チキン南蛮
こんな風に、大まかなルールを作っておくと、考える手間も省くことができて、買い物の無駄もなくすことができます。
子どもが選べる仕組みにする
献立を完全に固定にするには少し抵抗がある場合には、パターン化したメニューの中から、「今日はAとB、どっちがいい?」と選んでもらう方法もあります。
自分で決めたメニューなので、より食べる意欲がわきます。たとえば、「カレーとシチュー、どっちがいい?」と聞くだけでも、子どもの満足度が上がります。
小学生の食事を同じ献立でルーティン化するメリット
毎日の献立をルーティン化すると、思った以上にたくさんのメリットがあります。
1.「今日何作ろう?」のストレスが激減!
献立を決めるのは意外と大変な作業ですが、ルーティン化すると「考える時間」がほぼ不要になります。「今日は火曜日だからハンバーグ」と決まっていれば、悩む必要がなくなります。
2. 買い物がラクに!
メニューが決まっていると、買う食材も決まるので、献立に悩みながら買い物をするよりも時間を短縮できます。また、ある程度まとめて買い物できるので、買い物の頻度を減らすことも可能です。「安いからとりあえず買っておこう」といったムダな買い物も減ります。
3. 子どもが食事を楽しみにするようになった
「今日は○○の日!」と、子どもが意識するようになり、食事の時間を楽しみにしてくれるようになりました。特に、大好物の日は朝からウキウキしているのがわかるので、こちらも期待に応えるべく作りがいがでてきます。
小学生の食事は同じ献立のルーティン化でラクして楽しく!
献立は毎日違わなくても大丈夫。むしろ、同じ献立のほうが親も子どもも楽になります。
- 栄養バランスが取れていれば、同じメニューでもOK
- 子どもは「いつものごはん」が安心する
- 曜日ごとに固定すると、献立を考えるストレスと買い物の無駄が減る
- 副菜などのアレンジを加えるだけでマンネリ防止になる
- 子どもに選ばせると、食事の満足度がアップ
食事は、親が頑張りすぎるものではなく、家族が楽しく続けられることが何より大切だと思います。なので、無理をせずにラクにできるスタイルを見つけていきましょう。