「ちょっとあそこまで歩いてリフレッシュしよう!」そう思って子どもと散歩に出たのに、全然思うように進まない…なんてことありませんか?
途中で 「抱っこ!」「疲れた!」 と言われて、結局ずっと抱っこして歩くことになったり、 やっと降りたと思ったら、今度は 「あれ何?」「これ見たい!」 と寄り道ばかり。
目的地に着くまでに何度もいらいらしたり、ため息をついたりしちゃいますよね。
「なんでこんなにスムーズにいかないの?」と感じてしまうのは、決してあなただけではありません。
むしろ、子どもとの散歩でストレスを感じるのは、よくあることです。
なので今回は、考え方をちょっと変えることで、いらいらを減らし散歩がもっと楽しくなるかもしれないコツををお伝えします!
子どもが歩かない理由を知れば、散歩のイライラは減る!
子どもがなかなか歩いてくれない理由には、いくつかパターンがあります。
① 子どもと大人の「歩く目的」が違う
大人にとって散歩は目的地まで「移動するための手段」。
でも、子どもにとっては 「歩くこと自体が遊び」 なんです。
「石を拾う」「葉っぱを触る」「アリをじっくり観察する」
こうした寄り道は、子どもにとって大切な学びの時間。
それを「早く歩いて!」と急かされると、歩くのが嫌になってしまいます。
② 「疲れた」「抱っこ!」の本当の理由
「まだそんなに歩いてないのに、もう疲れたの?」と思うこと、ありますよね。
でも、子どもにとっては 大人の2〜3倍のエネルギーを使っている そうです。
また、「抱っこして」と言われたとき、単純に疲れたわけではなく
- ママに甘えたい
- 不安だから安心したい
- 歩くのが飽きた
といった理由があることもあります。
「抱っこ=ワガママ」ではなく、子どもの気持ちを理解すると、イライラが少し落ち着くかもしれません。
いらいらしないための子どもとの散歩テクニック3選!
① 「散歩=子どものペースに合わせる時間」だと考える
「早く〇〇に行かなきゃ!」と思うと、スムーズに進まないことにストレスを感じます。
でも、「今日は子どもの好きなように歩いていい日」と思えば、心に余裕ができます。
私もかつては「ここに行って、〇時までに戻ってこよう!」と考えて出発していたので、子どもが立ち止まったりするたびに、予定通りに進まないことにいらいらを感じていました。
なので、「寄り道してもOK!のんびり楽しもう!」と歩くこと自体を目的にするように決めてからは、心にゆとりが生まれて、子どもと一緒に立ち止まって楽しむことができました。
② 「歩きたくなる工夫」を取り入れる
「歩くのが退屈」と感じる子どもには、ちょっとした工夫が効果的!
- 「次の電柱まで競争ね!」(ゲーム感覚で楽しく)
- 「赤い車を3台見つけたら、公園に着くよ!」(目標を作る)
- 「ママと手をつないで、同じ歩幅で歩ける?」(一緒に歩く楽しさを伝える)
遊びの要素を加えると、子どもも楽しく歩いてくれます。
特に子どもは競争することが大好きなので、安全を確保しながらかけっこすると散歩も進むし、一石二鳥でおすすめです。
③ 「抱っこOKなルール」を決める
「抱っこして!」と何度も言われると、正直しんどいですよね。
なのでそんな時は、最初から「ここまでは頑張ろう!そしたら抱っこね」とルールを決めておくと、子どもも納得しやすくなります。
例えば、
- 「信号のある角まで頑張って歩こうね」
- 「あそこのお店の前まで歩いたら抱っこしよう」
と 具体的な目標 を伝えるのがポイントです。
「あとちょっと頑張ろうね」と声をかけるだけでも、子どもは意外と歩いてくれることもあります。
いらいらから卒業!子どもとの散歩を楽しい時間に変えよう!
子どもと散歩に行くと、思い通りに進まずにいらいらすることもありますよね。
でも、子どもにとっては「散歩=移動」ではなく「発見や遊びの時間」。
そして、「抱っこ!」の裏には、ただ疲れたり、わがままを言っているだけではなく、甘えたい気持ちや安心したい気持ちがあることもあります。
少し考え方を変えて、
- 「今日は子どものペースでいいや」と思ってみる
- 「歩くのが楽しくなる工夫」を取り入れる
- 「抱っこOKのルール」を決める
こうしたちょっとしたコツを取り入れるだけで、散歩の時間がぐっと楽しくなるかもしれません。
「またいらいらしちゃった…」と落ち込む必要はありません。
ママも子どもも お互いに楽しい散歩 を目指して、無理なくやっていきましょう!