こんにちは!旅マニアです。
私は30歳のときに、長年の夢だった世界一周旅行をついに実現し、現在までに53か国を訪れました。現在はアメリカに暮らしながら、これまでの旅の経験をブログやSNSで発信しています。
このブログ記事では、私が実際に訪れた国の中から、「コスパ最強」だと心から感じた海外旅行先を7カ国に厳選してご紹介します。
「コスパ最強」ってどういうこと?
ここでいう「コスパ最強」とは、単に物価が安いというだけではありません。
以下の4つの観点から、総合的に満足度が高かった国を選びました。
食事の満足度と価格
宿泊費の安さと快適さ
観光体験の多様さ(絶景・文化・アクティビティ)
交通・移動のしやすさ
つまり、「少ないお金でどれだけ豊かな体験ができるか」を基準にしています。
こんな人におすすめの記事です
海外旅行は好きだけど、費用がネックな人
初めてのひとり旅を計画中の人
世界一周や長期旅行を考えている人
バケーションの行き先に迷っている人
「お金をかけなくても、世界はこんなに面白い!」
そんな体験をあなたにもしてほしい。この記事が、次の旅先を選ぶヒントになれば嬉しいです。
それでは、早速1カ国目の紹介に進みましょう!
第1章:ベトナム|屋台グルメ天国でお財布に優しい絶景旅
東南アジアの中でも、特にコスパの良さが際立つのがベトナム。
ホーチミンやハノイなどの都市では活気ある街並みと美味しいストリートフードが楽しめ、地方に行けば絶景と歴史が融合した観光スポットが満載です。
1日3食食べても1000円以下!屋台天国ベトナム
ベトナムの魅力の一つは、とにかく安くて美味しいグルメ。
ローカルの屋台や食堂では、「フォー(Pho)」や「バインミー(Bánh mì)」といった定番料理が1食150〜300円程度で楽しめます。
おすすめ屋台グルメ:
フォー(Pho):牛肉や鶏肉のダシが効いた米粉のヌードル。朝ごはんにもぴったり。
バインミー:フランスパンにハムや野菜、パクチーを挟んだベトナム風サンドイッチ。
ブンチャー(Bún chả):ハノイ名物の甘辛いつけダレに炭火焼き豚と米麺を絡めて食べる一品。
朝食、昼食、夕食+コーヒーまで楽しんでも、1日1,000円以下で済んでしまうことも珍しくありません。
世界遺産と絶景の宝庫
ベトナムは食だけでなく、自然や歴史的観光地も充実しています。
注目の観光スポット:
ハロン湾(Ha Long Bay):無数の奇岩が海に浮かぶ絶景。クルーズツアーも手頃な価格で参加可能。
ニンビン(Ninh Binh):「陸のハロン湾」と呼ばれる渓谷と川の絶景スポット。ボートでの川下りが人気。
ホイアン(Hoi An):ランタンが灯る古都。夜の街並みはまさに幻想的。
これらのスポットは、ツアーを使わなくても自力で安くアクセスできるのもポイント。
バスや電車もリーズナブルで、移動費が旅の負担になりません。
おすすめの宿泊エリアと費用目安
ベトナムでは、1泊1,000〜3,000円程度で清潔なゲストハウスやホテルに泊まれます。
Wi-Fiもほとんどの宿で完備されており、長期滞在にも適しています。
エリア別のおすすめ:
ホーチミン(南部):都会派におすすめ。屋台グルメと買い物天国。
ハノイ(北部):歴史ある街並みとローカルな雰囲気。
ダナン・ホイアン(中部):海と古都、どちらも楽しみたい人に。
まとめ:ベトナムのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★★(激安&うまい) |
宿泊費 | ★★★★★(長期滞在向け) |
観光体験 | ★★★★☆(都市も自然も◎) |
交通の便利さ | ★★★★☆(バス・Grabが便利) |
旅の初心者にも、リピーターにもおすすめできる国です!
第2章:ジョージア(旧グルジア)|欧州とアジアのいいとこ取り!
近年、デジタルノマドや長期旅行者の間で人気急上昇中の国、ジョージア。
ヨーロッパとアジアの中間に位置し、美しい自然と古都の雰囲気、そして驚くほどの低コスト生活が魅力です。観光、食事、宿泊、どれをとってもコスパ抜群。しかも、条件を満たせば1年ビザなし滞在可能という超お得な国です。
驚くほど安い物価と、ワインが日常にある暮らし
ジョージア最大の魅力の一つは、物価の安さです。
首都トビリシの中心地でも、ローカルレストランでの食事は300〜600円程度。
スーパーマーケットの価格も安く、自炊派の人にも優しい環境です。
そして、ジョージアといえば忘れてはならないのがワイン文化。
世界最古のワイン産地とも言われており、家庭でも自家製ワインを作っているほど。地元のワインバーでは、グラス1杯100円以下で美味しいワインが飲めることもあります。
トビリシ旧市街と温泉文化(アバノトゥバニ)
首都トビリシは、ヨーロッパ風の建築とイスラム文化が混ざり合う異国情緒あふれる都市。特に旧市街の散策は、歩くだけでも楽しめる魅力的なエリアです。
そして、意外に知られていないのが温泉文化!
トビリシの旧市街にある「アバノトゥバニ」地区には、硫黄温泉の公衆浴場が立ち並んでいます。
プライベート風呂(1時間500円〜)
歴史あるドーム型の温泉建築
地元の人とのふれあいも楽しい
日本人にとって温泉は馴染み深い文化。異国の地で温泉に浸かるという贅沢な体験が、この値段で叶うのはジョージアだけかもしれません。
長期滞在にも◎!ビザ不要で365日滞在可能(※2024年時点情報)
ジョージアは、日本国籍を持つ旅行者に対して最長365日間のビザなし滞在を認めています(2024年5月現在の情報)。
この制度のおかげで、長期旅行者やリモートワーカーの「第二の拠点」としても注目されています。
さらに、英語も比較的通じやすく、現地の人々も親切でフレンドリー。海外初心者でも安心して滞在できる環境です。
宿泊費と滞在スタイル
1泊の目安:
ゲストハウス:800〜1,500円
ホテル:2,000〜4,000円
Airbnb(月単位):15,000〜30,000円前後
Wi-Fi環境も良好で、街中にはおしゃれなカフェやコワーキングスペースも多く、旅と仕事を両立したい人にも理想的な国です。
まとめ:ジョージアのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★★(安くて量もたっぷり) |
宿泊費 | ★★★★★(長期滞在向け) |
観光体験 | ★★★★☆(歴史と自然の融合) |
交通の便利さ | ★★★☆☆(ミニバス中心) |
物価の安さと自由な滞在スタイルを両立できる、穴場のコスパ最強国です!
第3章:ポルトガル|ヨーロッパなのにリーズナブル
ヨーロッパ旅行と聞くと「物価が高そう」と思う方も多いかもしれません。
でも、ポルトガルは違います!
他の西欧諸国に比べて物価が控えめで、観光・グルメ・宿泊すべてにおいてお得感のある国。リスボンやポルトといった魅力的な都市では、歴史と現代が調和した街並みと、グルメを楽しむことができます。
リスボン&ポルトで感じるレトロとモダンの融合
首都リスボンは、石畳の路地や黄色いトラム、美しいタイル装飾(アズレージョ)で有名な街。
観光名所は多いですが、どこも入場料が比較的安く、無料で楽しめる絶景ポイントも多いです。
おすすめスポット:
アルファマ地区:迷路のような旧市街で、ファド(伝統音楽)の店も多い。
ベレンの塔&ジェロニモス修道院:歴史的建築と絶景がセットで楽しめる。
ミラドウロ(展望台)巡り:街中に点在する展望台から、オレンジ屋根の街並みを一望。
一方、第二の都市ポルトは、ワインで有名な「ポートワイン」の産地。
ドウロ川沿いの散歩や、ワイナリー巡りも旅の楽しみの一つです。
シーフード三昧&お手頃価格のレストラン事情
ポルトガルは海に囲まれた国だけあって、シーフードがとにかく美味しい!
しかも、日本と比べると圧倒的にリーズナブル。レストランで前菜+メイン+ドリンクを頼んでも、10〜15ユーロ(約1,600〜2,400円)程度で済むことが多いです。
おすすめグルメ:
バカリャウ(干しダラ)料理:ポルトガルでは365通りあると言われる定番食材。
サルディーニャス(イワシのグリル):夏祭りの定番料理。
パステル・デ・ナタ(エッグタルト):リスボン発祥の名物スイーツ。1個100円以下!
スーパーや市場も充実しており、自炊派にも優しい国です。
ヨーロッパ周遊の拠点にもおすすめ
ポルトガルは、スペイン・フランス・イタリアなど他のヨーロッパ諸国へのアクセスが良く、ヨーロッパ周遊のスタート地点や終点にも最適です。
LCC(格安航空会社)も多く、時期によっては他国への航空券が1,000円台から手に入ることも!
また、鉄道やバスも発達しており、国内移動も快適かつ安価。ポルトからリスボンへの鉄道移動も約10ユーロ〜と、お財布に優しいのが魅力です。
宿泊費の目安とおすすめエリア
ゲストハウス:1泊1,500〜2,500円
ホテル(2〜3つ星):3,000〜6,000円
Airbnb:1週間10,000〜20,000円前後
おすすめエリア:
リスボンのバイロ・アルト地区:にぎやかなナイトライフと便利な立地
ポルトのリベイラ地区:川沿いの風景とワインバーが魅力
アルガルヴェ地方:ビーチリゾートでのんびり派におすすめ
まとめ:ポルトガルのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★☆(シーフード天国) |
宿泊費 | ★★★★☆(ヨーロッパでは破格) |
観光体験 | ★★★★☆(歴史+絶景+グルメ) |
交通の便利さ | ★★★★★(LCC・鉄道・市内交通◎) |
ヨーロッパの雰囲気をお得に味わいたいなら、ポルトガルは間違いなく狙い目です!
第4章:メキシコ|文化・自然・グルメの宝庫
中南米の中でも、観光・食・自然・歴史のバランスが取れたメキシコは、驚くほどコスパが高い旅先です。
私は世界一周の中で何度かメキシコに滞在しましたが、旅の充実度と費用のバランスが非常に良く、何度でも訪れたくなる国の一つでした。
カンクンの海とマヤ遺跡の両方が楽しめる
メキシコといえば、やはりカリブ海に面したリゾート地「カンクン」が有名です。
透き通った青い海と白い砂浜は、まるで絵はがきのような美しさ。
一見「高級リゾート地」というイメージがあるかもしれませんが、実はローカル宿や食堂を使えば、格安で滞在可能です。
そして、カンクンから日帰りや1泊で行ける範囲には、世界遺産のマヤ遺跡が点在しています。
おすすめ観光地:
チチェン・イッツァ:巨大なピラミッドがあるメキシコの代表的遺跡。日帰りツアーも豊富。
トゥルム遺跡:海沿いに佇む神秘的な遺跡。インスタ映え間違いなし。
セノーテ巡り:天然の泉でのシュノーケリング体験は、コスパ抜群のアクティビティ!
屋台タコス&セノーテ体験のコスパが抜群
メキシコのストリートフードといえば、やっぱりタコス!
本場のタコスは、1つ**10〜20ペソ(約80〜160円)**程度と格安。
現地の屋台では、牛肉・豚肉・サボテン・チーズなど多種多様な具材が選べて、食べ歩きが楽しい国です。
おすすめグルメ:
タコス・アル・パストール:豚肉のスパイス焼き+パイナップルの組み合わせが絶品。
エンチラーダ:トルティーヤで具材を巻き、チリソースをかけた濃厚料理。
チュロス:揚げドーナツのようなスイーツ。おやつにも◎
また、セノーテ(天然の鍾乳洞プール)体験も、入場料が500〜1,000円程度とリーズナブル。水中に差し込む光が幻想的で、まるで映画の世界に飛び込んだような感動があります。
地元の市場で感じる“本当のメキシコ”
観光地だけでなく、地元の人たちが集まる**メルカド(市場)**を訪れると、リアルなメキシコの生活に触れることができます。
市場ではフレッシュなフルーツジュース、手作りスナック、民芸品なども売られていて、どれも手頃な価格。交渉次第で思わぬ掘り出し物が見つかるかも?
宿泊費とおすすめエリア
メキシコは、観光地以外でもコスパの高い宿泊施設が豊富です。
ホステル(ドミトリー):1泊1,000〜1,500円
個室ゲストハウス:2,000〜3,000円
Airbnb:週5,000〜8,000円(エリアによる)
おすすめの滞在先:
カンクン(リゾート&遺跡観光)
メキシコシティ(文化と歴史の街)
オアハカ(グルメとクラフトの街)
サンクリストバル・デ・ラス・カサス(バックパッカーの聖地)
まとめ:メキシコのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★★(激安&豊富) |
宿泊費 | ★★★★☆(観光地でも安い) |
観光体験 | ★★★★★(遺跡・海・文化) |
交通の便利さ | ★★★☆☆(バス中心。長距離移動が多い) |
「文化も自然もグルメも、ぜんぶ楽しみたい!」という欲張りな旅人には、メキシコは最高の選択肢です。
第5章:モロッコ|異国情緒を楽しむ冒険旅
北アフリカに位置するモロッコは、まるで物語の中に入り込んだかのようなエキゾチックな風景と文化が楽しめる国です。
ヨーロッパや中東の影響を受けた独自の建築や、スーク(市場)の喧騒、そしてサハラ砂漠の絶景など、非日常の体験が詰まっているのに、旅費は意外とリーズナブル。
迷宮都市フェズ&青い街シャウエンの魅力
モロッコの都市はどこも魅力的ですが、特に印象に残ったのは以下の2都市です。
フェズ(Fès):
「世界最大の迷宮都市」とも称される旧市街(メディナ)は、まさにタイムスリップしたような街並み。
細い路地が入り組んだエリアには、皮なめし工場(タンネリ)や歴史あるモスク、工芸品の店などがぎっしり詰まっています。
シャウエン(Chefchaouen):
青く塗られた街並みがインスタでも話題の小さな町。
山の中にひっそりと佇み、日中は光の加減でさまざまな青のグラデーションが楽しめます。物価も安く、観光客に優しい町です。
物価が安く、写真映えスポットが豊富
モロッコは全体的に物価が安く、特に食費と宿泊費のコスパが抜群です。
ローカル食堂での食事:1食200〜400円程度
フレッシュオレンジジュース:50円ほどで飲める
フォトジェニックなスポット:多数(無料で楽しめる景観も豊富)
モロッコの建築や装飾は、どこを切り取っても写真映え。宮殿、庭園、リヤド(伝統的な邸宅ホテル)など、異国情緒を堪能したい方には最高の環境です。
女性の一人旅には注意点も(文化・服装)
モロッコは魅力的な国ですが、特に女性の一人旅には注意点もあります。
注意ポイント:
露出の多い服装は避け、現地の文化に配慮した服装が好ましい(長袖・ロングスカートなど)
人通りの少ないエリアは避ける
スークでは値段交渉が当たり前なので、事前に相場感を持つと安心
ガイドのふりをして寄ってくる人に注意(必要な場合は公認ガイドを)
ただし、最低限のマナーを守れば、安全に旅を楽しめる国です。現地の人は親切でフレンドリーな人も多く、旅の思い出になる出会いがあるかもしれません。
宿泊費とおすすめエリア
モロッコでは、「リヤド(Riad)」と呼ばれる伝統的な邸宅型の宿が人気。中庭やモザイク装飾が美しく、非日常感を味わえます。
ゲストハウス(ドミトリー):1泊800〜1,500円
リヤド(個室):1,500〜3,000円程度(朝食付きが多い)
おすすめエリア:
マラケシュ:観光・ショッピング・料理体験が一気に楽しめる人気都市
フェズ:歴史ある旧市街と伝統工芸の町
シャウエン:リラックスした雰囲気と写真映えの町
まとめ:モロッコのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★☆(安くてスパイシー) |
宿泊費 | ★★★★★(リヤド体験が格安) |
観光体験 | ★★★★★(非日常&絶景) |
交通の便利さ | ★★★☆☆(列車・バスは安いがやや時間がかかる) |
「ヨーロッパとは一味違う旅がしたい」人には、モロッコはまさに理想の冒険先です!
第6章:タイ|観光・食・癒しが全部そろうバランス最強国
東南アジアの定番旅行先として人気のタイ。
何度訪れても飽きない理由は、美味しい食事・絶景・歴史的建造物・癒しのマッサージなど、旅の魅力がバランスよく揃っているからです。しかも、それらのほとんどが驚くほど安価で体験できるのが、タイを“コスパ最強国”たらしめる大きな理由です。
バンコク・チェンマイ・プーケットの使い分け
タイは都市ごとにまったく違う顔を持っています。それぞれの特徴を知ることで、より自分に合った旅ができます。
バンコク(首都):
超高層ビルと歴史的寺院が混在する東南アジア随一の大都市
屋台グルメ天国。夜のナイトマーケットも必見
交通も整備されており、観光しやすい
チェンマイ(北部):
山に囲まれた落ち着いた古都。瞑想やヨガ体験、象の保護施設訪問も可能
カフェ文化が根付いており、ノマドワーカーにも人気
ロングステイにも最適な治安の良さ
プーケット&クラビ(南部):
美しいビーチとアイランドホッピングが楽しめるリゾート地
海遊びやシュノーケリングも◎
物価はやや高めだが、工夫次第でリーズナブルに
マッサージ天国&おしゃれカフェも激安
タイに来たら外せないのがタイマッサージ。
1時間の本格的な施術が**200〜400バーツ(約800〜1,600円)**で受けられるのは、日本では考えられないコスパの良さ!
また、最近ではおしゃれなカフェやコワーキングスペースも増えており、Wi-Fiも快適。
特にチェンマイやバンコクでは、ドリンク1杯150円前後で長時間滞在可能なカフェが多く、作業や読書にもぴったりです。
日本人旅行者にも人気の理由とは?
タイは、日本人観光客や長期滞在者にも根強い人気があります。その理由は以下の通りです:
食事が日本人の口に合う(辛さ調節可)
治安が比較的良い
日本語対応のツアーや施設も多く、初心者でも安心
LCCやツアー会社が豊富で、航空券・ツアーが安い
また、タイ人はとてもフレンドリーで、観光客にも寛容。現地の人との交流も旅の醍醐味になります。
宿泊費とおすすめエリア
タイでは1,000〜3,000円程度で、十分清潔で快適な宿に泊まれます。中長期滞在を考えている人には、月単位のコンドミニアムもおすすめです。
宿泊タイプ別の目安:
ゲストハウス(ドミトリー):800〜1,500円
個室ホテル:1,500〜3,000円
サービスアパートメント(月極):20,000〜35,000円程度
おすすめエリア:
バンコクのカオサン通り・アソーク周辺
チェンマイ旧市街またはニマンヘミン地区
プーケットのパトンビーチ or クラビのアオナン地区
まとめ:タイのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★★(屋台からレストランまで安い) |
宿泊費 | ★★★★★(長期滞在にも◎) |
観光体験 | ★★★★★(歴史・自然・リゾート) |
交通の便利さ | ★★★★☆(都市間バス・LCC・電車も充実) |
タイは「何でもそろっていて全部安い」、本当にバランスの取れた“万能型のコスパ最強国”です!
第7章:トルコ|アジア×ヨーロッパのクロスロード
中東とヨーロッパ、アジアが交差する位置にあるトルコは、その立地の通り、文化・食・建築・風景のすべてにおいて多様性に富んだ国です。
それでいて、旅行コストはヨーロッパ圏に比べて圧倒的に安いのが魅力!
都市観光から世界遺産、美食、自然体験まで、トルコ一国で旅のすべてを満喫できると言っても過言ではありません。
イスタンブールの歴史とバザール文化
トルコ最大の都市イスタンブールは、かつてのビザンツ帝国、オスマン帝国の都。
街のあちこちに壮麗なモスクや歴史的建造物が点在し、歩いているだけでも圧倒されます。
主な観光スポット:
アヤソフィア:かつてキリスト教の大聖堂、イスラムのモスクとして使われた世界遺産。
ブルーモスク:美しい青のタイル装飾が施された巨大モスク。
グランドバザール:4,000店以上が並ぶ巨大市場。お土産探しにぴったり。
トルコリラの為替状況によっては、日本円での旅行コストがぐっと下がることも多く、観光費用も非常にリーズナブルです。
世界三大料理の一つ「トルコ料理」を堪能
トルコ料理は、中華料理・フランス料理と並ぶ“世界三大料理”のひとつと言われています。
野菜・肉・豆・スパイスを使ったバラエティ豊かな料理が特徴で、どれも安くておいしい!
おすすめグルメ:
ケバブ(Doner Kebab):牛や鶏をスパイスで漬け込み、回転ロースターで焼いた料理
メゼ:小皿料理の盛り合わせ。ワインやラク(アニス酒)との相性◎
バクラヴァ:ナッツとシロップを重ねた極甘スイーツ
レストランでも、しっかり食べて1人あたり800〜1,200円程度。ローカル食堂や屋台なら、さらに安く済ませられます。
カッパドキアの絶景気球体験もコスパ良し
トルコと言えば外せないのがカッパドキア。
不思議な岩の地形と、朝焼けの空に無数の気球が浮かぶ風景は、人生で一度は見たい絶景です。
気球ツアーの相場:200〜300ユーロが相場だが、閑散期や直接予約で安くなることも
代替アクティビティ:トレッキングや乗馬ツアーもあり、こちらは2,000〜4,000円前後で体験可能
宿泊も「洞窟ホテル」に泊まれるなど、ユニークな体験が満載です。
宿泊費とおすすめエリア
ホテル(2〜3つ星):1泊2,000〜4,000円
洞窟ホテル(カッパドキア):4,000円前後から宿泊可能
Airbnbやゲストハウスも豊富
おすすめエリア:
イスタンブール(歴史と都市文化)
カッパドキア(自然と絶景)
アンタルヤやフェティエ(地中海リゾート)
トルコはエリアによって雰囲気がガラッと変わるので、2〜3都市を周遊するのが◎です。
まとめ:トルコのコスパポイント
項目 | 評価 |
---|---|
食事 | ★★★★★(美味&安価) |
宿泊費 | ★★★★☆(洞窟ホテル含む多様性) |
観光体験 | ★★★★★(歴史・自然・文化) |
交通の便利さ | ★★★★☆(国内線や高速バスも充実) |
歴史・自然・食文化・ユニークな宿泊体験をすべて詰め込みたい方には、トルコは間違いなく“旅の宝箱”です!
まとめ:コスパ最強の海外旅行先、どこへ行く?
ここまで、私が世界一周で訪れた53か国の中から特に「コスパが良い!」と感じた7つの国をご紹介してきました。
それぞれに魅力があり、予算を抑えながらも濃厚な体験ができる国ばかりです。
各国のコスパ比較表(目安)
国名 | 食事の安さ | 宿泊費 | 観光体験の充実度 | 総合コスパ |
---|---|---|---|---|
ベトナム | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ジョージア | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ポルトガル | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
メキシコ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
モロッコ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
タイ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
トルコ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
※あくまで筆者の体験に基づく評価です(2023〜2024年の情報)
自分の旅スタイルに合った国を選ぼう!
どの国も魅力的でコスパが良いのは間違いありませんが、「どこが一番合うか?」はあなたの旅の目的やスタイルによって変わります。
もしあなたが…
ひたすら安く&短期で楽しみたい ⇒ ベトナム・タイ
長期滞在やリモートワークをしたい ⇒ ジョージア・ポルトガル
グルメ+世界遺産を楽しみたい ⇒ メキシコ・トルコ
非日常で異文化を味わいたい ⇒ モロッコ
それぞれの国に“その国にしかない良さ”があります。
気になる国があれば、まずは一度訪れてみて、自分だけの「お気に入りの国」を見つけてみてください。
旅の費用を抑えるちょっとしたコツ
最後に、どの国を訪れるにしても共通して使える節約&充実旅のヒントをいくつかご紹介します。
✅ 現地SIMを使って通信費を削減(eSIMや空港購入が便利)
✅ ローカルフード&屋台を活用(食費を大きく節約)
✅ バスやLCCを使った移動術(早めの予約がカギ)
✅ 安宿アプリ(Agoda、Booking.com、Hostelworld)を駆使
✅ 現地の人と話す&情報収集(ローカルの穴場スポットが見つかる!)
おわりに
世界一周を通して感じたのは、「旅の価値はお金の多寡では決まらない」ということ。
限られた予算でも、工夫次第で感動的な体験や出会いに満ちた旅ができます。
これから海外旅行を考えている方にとって、この記事が少しでもヒントや後押しになれば幸いです。
それでは、あなたの次の旅が素晴らしいものになりますように!
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